経営相談事例集

「経営相談事例集」では、事務所を活性化し、新規獲得につながる強い事務所文化を創るためのヒントをQ&A形式で紹介しています。

【Q】学歴は申し分ないのに、仕事ができない職員がいるのですが...

2009年09月09日

【A】
結論から言いますと、
「頭の良さ」≠「仕事のパフォーマンスの良さ」です。
では何がパフォーマンスにつながるのでしょうか?

学歴は申し分ないのに、どうしてそんな風に考えるのか、
どうしてそんな態度をとるのか、どうして人の話を受け入れないのか、
私も以前から疑問に思っていました。

そんな疑問を解決する本に最近出会いました。
林成之さんの『望みをかなえる脳』(サンマーク出版)という本を読み、
非常に感動しました。

本書に書いてありますが、
具体的にパフォーマンスを上げるには、
次の4つのことを行えばいいのです。

①明るく前向きに仕事に取り組む

②仲間の悪口を言わない

③コミュニケーション能力や面倒見のよさを発揮する

④否定語を使わない

こうしたことを周知徹底することで、心の動きが変わっていきます。
心の動きと脳は連動しているので、
「心のよさ」が「頭のよさ」へとなります。

「勉強ができるのに、頭が悪い」というのは、
「心のよさ」が不足しているために、
脳が持っている元来の資質をつぶしているような状態を指すということです。

この、パフォーマンスを上げる4つの行動は、
会計事務所にも大いに当てはまります。

所長先生が自らいつも明るく前向きに仕事に取り組み、
「疲れた」「できない」といったネガティブな言葉を
使わないようにすれば
脳を活かしていくことができ、
事務所のパフォーマンスが向上していくのだと思う。

仕事で卓越した力を発揮したければ、
知識や情報を集めて対処することも大切ですが、それと同時に

「明るく前向きに仕事に取り組む」
「手を抜かず精一杯の努力を惜しまない」
「人とのコミュニケーションを積極的に取る」
「相手を思いやる気持ちを忘れない」

というように、心を働かせることがもっと大事です。
税務の知識をつけることよりもずっと重要な気がしてなりません。

本書によると、脳は活性化されれば
さまざまな能力を発揮するといいます。

林さんは元サッカー日本代表監督のオシム氏を救い、
北京五輪前には北島康介選手をはじめ競泳日本代表選手に
脳の活性化方法を伝授して、
メダルラッシュの原動力をもたらしたと言われるすごい人です。

『望みをかなえる脳』という本に、もし興味を持った方がいれば、
読んでみることをおすすめします。

これからの会計事務所はチームワークが重要です。
まずは脳を活性化することからはじめてみてはいかがでしょうか。

[ ]

プロフィール

広瀬元義

会計事務所マーケティングの第一人者。昭和63年の設立以来、一貫して会計事務所を支援してきた株式会社アックスコンサルティングの代表取締役。全国の会計事務所の経営・マーケティングのコンサルティングを行っている。

詳しいプロフィールを見る

メールマガジン

365
マネジメントノート毎日経営の気付きを

QRコードを読み取り、空メールを送信していただくと自動的に登録されます。

広瀬元義の
マーケティング
レポート

「どうやったら、お客様は増えるのか」をテーマに「営業」「顧客満足」「営業ツール」「職員教育」 から「最新業界情報」までお届けします。

今すぐ登録